本日もブログをお読みいただきありがとうございます。
中には、「そもそも『聴くを磨く』ってどういうこと?」
と思われている方もいらっしゃると思います。
そんな方に、参考になるかな〜と思いましたので、
かめおかさんの日刊メールマガジン
「今日のフォーカスチェンジ〜気付きのメッセージ〜」
より、かめおかさんの『聴く』にかける想いをご紹介します。
☆・・・・・・・★・・・・・・・☆・・・・・・・★
今日のフォーカスチェンジ
〜気づきのメッセージ〜
(2378号(2010年5月3日発行)より)
☆・・・・・・・★・・・・・・・☆・・・・・・・★
信頼していないと、出てこないことば
こんなひとことを
言われたら、
うれしくありませんか?
たとえば、友だちに、
「○○ちゃんは、ちゃんと
話を聴いてくれるから」
あるいは、会社の同僚や後輩に、
「○○さんなら、きっと、
聴いてくれると思って」
そう。これって、相手を
信頼していないと、
出てこないことばなんです。
だから、ただ
話を聴いてあげるだけで、
相手は、ほっとして、
よろこんでくれるんです。
相手もHAPPY、
自分もHAPPY、
こんなうれしいことは
ありません。
逆にね。自分は
そんなふうに言われた
ことが、あまりないなあ
って思っているひと。
実は、そのひとたちの
多くは、たしかに聴いて
はいるのだけれど、
たいていは、聴いたあと、
頼まれてもいないのに、
アドバイスしていることが
多いんですね。
アドバイスと意識して
いないかもしれませんが、
単純に、自分の意見を
言うこともふくまれます。
ここ、ポイントなので、
強調しますね♪
「頼まれて」いるなら、
してもいいんですよ。(^^ゞ
でも、そうじゃない場合、
たとえ、それがどんなに
有意義なアドバイスで
あっても、相手は、
「このひと、ひとの話を
ちゃんと聴いていない」
って、感じちゃうのです。
だって、そこで意見が
言えるってことは、
話を聴いているあいだに、
自分がしゃべることを
考えているってことに
なっちゃいますもの。
それ、本当に聴いている
ってことになりませんよね。
少なくとも、全身全霊で
聴いているというふうには、
感じてもらえませんよね。
ひとは、誰かに話を
聴いてもらいたいと思う
とき、たいていは、
自分のなかに、自分の
こたえをもっています。
ただ、それにたいして、
もうひとつ確信が
もてなかったり、
誰かに話すことで、
安心したかったり。
それだけなんです。
だから、アドバイスは
必要ないんです。
ときには、
「アドバイスして」と
言われたときでさえ、
いらないことがあるんです。(笑)
だからこそ、ただ聴く
ということが
大切になるんです。
こころをまるごと、
そのひとに向けて、
そのひとにたいして、
絶対的な信頼を向けて、
聴くということが。
そう。結局のところ、
そのひとにたいする信頼が、
あなたにたいする信頼に
なって返ってくるんですね。
これまでがどうだから、
いまがどうだからという
条件つきの信頼ではなく、
たとえ何があろうと、
そのひとには、ちゃんと
超えていくちからがある
という、可能性への信頼…。
そうすると、相手も、
ほっと安心するんです。
そして、うれしくなって、
ますますエネルギーが
湧いてきやすくなるんです。
ただ、聴いてもらう。
それだけをとおして。
こうして書いてきて、
あらためて思います。
私が「『聴く』を磨く」
講座をはじめたのも、
そんな信頼関係をもてる
ひとが、ひとりでも増えて
ほしいと願ったからかも
しれない…と。
だって、お互いがお互いを、
そんなふうに信頼しあう
ことができたら、
この世界は、もっともっと
住みやすくなりますものね。
そのはじまりが、
「聴く」ということ。
共感していただけたら、
とてもとてもうれしいです…。
※「フォーカスチェンジ〜気付きのメッセージ〜」
かめおかゆみこ発行の日刊メールマガジン。
まぐまぐ殿堂入り。2010年5月2400号達成。
無料購読は
http://www.mag2.com/m/0000119721.html3秒で読める携帯版もあり。
購読は無料
http://www.mag2.com/m/M0068733.html
posted by 聴くねっと♪いわた at 00:08|
Comment(0)
|
かめおかゆみこのメッセージ
|

|